親なきあと問題とは


親なきあと問題とは、親が亡くなった後の障害のある子の生活支援や財産管理などの様々な問題のことです。
親なきあとの支援を考えるときは、お金の問題であれば、実際に収入と支出を並べて、どれくらいの金額が不足するのかを把握することが肝心です。
その際には利用できる福祉サービスをすべて盛り込んでシミュレーションをしなければなりません。
また、お子様が成人するまでのシミュレーションなのか就労をしていたお子様が65歳になって定年を迎えた後のシミュレーションなのかという場合分けも必要になってきます。
子の将来が心配でいたずらに貯蓄をした結果、実際には使えないほどのお金になったり、成年後見人がついたゆえに、自由に使えないお金になっては元も子もありません。
お子様のために本当に有用なお金の使い方ができるように、しっかりとシミュレーションをして、お子様が成人したり、高齢者になってから最期を迎えるまでの間に不足する金額がどれくらいなのか、それをどのように補うべきなのかを考えるという順序が大事になってきます。

また、お金の問題が整理できたとして、その他にしっかり対策を立てておくべきことが、以下の通り3つあると考えます。


@お子様が未成年の時に親が亡くなってしまったときのことを考えて、未成年後見人を指定した遺言書を作成しておく。

A親が亡くなった際に、その死後事務について誰も頼れる人がいない場合は、死後事務委任契約を作成し、第三者や専門家に死後事務について委任をしておく。

Bお子様の判断能力が心もとない場合、親が亡くなった後の遺産相続で余計な手間がかからないように、争族にならないような遺言書を作成しておく。

当事務所では、社会福祉士と介護支援専門員の資格をもつ行政書士がお金の問題についてシミュレーションをしてアドバイスさせていただくとともに、上記にあげた3つの問題に対処するために、公正証書遺言や死後事務委任作成のお手伝いをすることができます。また実際に遺言を実現するための遺言執行者や死後事務を代行するための受任者を承ることもできますので、お気軽にご相談いただければと思います。




 
 

親なきあと支援の概要

 

当事務所で行っている親なきあと支援は以下の通りです。

 

●各場合における収支シミュレーションと不足する金額がある場合のアドバイス

 

●親御様がお亡くなりになった際の対策として、公正証書遺言の作成や死後事務委任契約書の作成

 

 

・収支シミュレーションと収支計算書の作成 30,000円(税別)〜

 

・公正証書遺言の文案作成サポート 80,000円(税別)〜

 

・死後事務委任契約書作成サポート 100,000円(税別)〜

 

 

 

 
 

このような方にご利用いただいております

 

・障害のあるお子様の親なきあとの生活支援やお金の管理について不安をお持ちの方

 

・1人親で、未成年の障害のあるお子様をお持ちの方

 

・親御様がお亡くなりになった後で、その親御様の死後事務の代行を任せられる人がいない方

 

・遺産相続を考えて、判断能力に心配のあるお子様をお持ちの親御様

 
 

サービス内容の詳細

 

 

 

親なきあとを考えるにあたって役立つ知識

 

用語解説

 

 

 

手続きの流れ