改葬・墓じまいとは

 

改葬・墓じまいとは、お墓のお引越しのことです。
お墓のお引越しには2つのタイプがあります。

 

@取り出した遺骨を、別のお墓や一定期間は個別に供養されるスタイルのお墓に移すタイプ

 

A今あるお墓を片付け、取り出した遺骨を合葬スタイルの永代供養墓に移したり、散骨をしたり、手元供養をしたりするタイプ

 

 

様々な定義がありますが、便宜上、@を「改葬」、Aを「墓じまい」と呼びます。

 

「改葬」は、お墓から別のお墓へのお引越し、「墓じまい」は、取り出した遺骨を個別のお墓に埋葬することなく処理をするイメージです。

 

 

 

 

 
 

改葬・墓じまいサポートの概要

 

改葬や墓じまいには行政手続きとお墓の処理や遺骨の移行の手続きがあります。
当事務所では、改葬や墓じまいに関わる様々な手続きを一括でサポートしております。
主な内容は以下の通りです。

 


・ご親族や今お墓のあるお寺、管理者との調整のサポート
・遺骨の引っ越し先の候補選定のサポート
・行政手続き一式の代行
・必要書類の取得や作成
・今あるお墓の解体や撤去、閉眼供養、遺骨の移送や保管に関わる事務のサポート

 

改葬・墓じまいフルサポート 150,000円(税別)〜

 

 
 

このような方にご利用いただいております

 


・身寄りがなく自分の亡くなった後にお墓を管理する人がいない
・遠方にある墓地へのお墓参りが難しくなってきた
・改葬の手続きがよくわからない
・煩雑な手続きを一括でサポートしてほしい
・今までお墓を管理してくれていたお寺との調整が不安
 
 

手続きの流れ

 

 
 

改葬許可証発行のための必要書類

 

●改葬許可申請書

 

●受入証明書(墓地使用許可証・永代使用許可証)

 

●埋葬(収蔵)証明書

 

●埋葬されている者の戸籍謄本や除籍謄本

 

●申請者(親族)の戸籍謄本 ※埋葬されている者との関係がわかる戸籍謄本

 
 

費用

 

◇当事務所への報酬(税別)

 

フルサポート 150,000円〜
改葬許可申請・取得代行のみ 40,000円〜
現状調査代行のみ 40,000円〜

 

※ご遺骨2柱以上は追加料金10,000円/1柱
※戸籍謄本等の取得が必要な場合は追加報酬2,000円/1通
※各サービス内容の詳細は、サービス内容を御覧ください

 

◇実費

 

●今あるお墓に関連する費用

 

・遺骨の取り出し費 遺骨1柱あたり約1-3万円

 

・お墓の撤去工事費 1uあたり10万-15万円 ※お墓の立地条件により変動あり

 

・石碑や骨壺の運搬費 数千-数万円 ※料や距離により変動あり

 

・閉眼供養に対するお布施 ※お寺による

 

・離檀料 ※お寺による 数万円-30万円

 

●引っ越し先のお墓に関連する費用

 

・引っ越し先のお墓の建立費 ※永代供養墓への合葬を希望する方は、そのための費用

 

・開眼供養や納骨式に対するお布施 ※引っ越し先が寺院墓地ではなく、特に儀式などを行わなければ不要です

 

・納骨作業費

 

●その他の費用

 

・改葬の手続きにかかる実費

 

・通信費や交通費等

 

・日当:1日あたり30,000円 ※当事務所を起点にして公共個通機関利用でおおむね往復3時間を超える距離の移動を要する場合

 

→当事務所への報酬と実費を合わせると、最低でも45万円くらいの費用がかかります。なるべく費用をかけたくない場合、適切なアドバイスをさせていただきます

 

 
 

サービス内容の詳細

 

●フルサポート 150,000(税別)〜

 


・ 改葬・墓じまいに関する相談
・ 寺院への相談代行
・ 改葬許可申請・取得代行
・ 埋蔵証明書の取得代行
・ 石材店からの見積取得代行
・ 寺院・霊園との連絡調整代行
・ 閉眼供養立会・同行
・ ご出骨立会・同行
・ ご遺骨の移送手配代行
・ お墓の撤去確認

 

●行政手続き代行のみ 40,000(税別)〜

 

・ 改葬・墓じまいに関する相談
・ 改葬許可申請・取得代行

 

●現状調査代行のみ 40、000(税別〜)

 


・ 改葬・墓じまいに関する相談
・ 寺院への相談代行
・ ご遺骨数の確認
・ 石材店の手配代行
・ 現地立会
・ 報告書作成
 

その他改葬・墓じまいに関する知識

 

用語解説

 

●無縁仏

 

供養する人のいない故人のことです。

 

●無縁墓

 

訪れる人も管理する人もいない墓のことです。
誰もお墓を継がなかったり、年間管理料を支払っていないと無縁墓になります。
お墓参りできなくても、年間管理料を払い続けていれば管理をしてくれる人がいるので無縁墓ではありません。
立地のよい無縁墓であれば、撤去され墓所はさら地にされて、次の利用に周りますが、そうでないほとんどの無縁墓は、訪れる人もおらず荒れるに任せて放置されます。

 

●0葬(ゼロソウ)

 

葬儀を行わないで、火葬場で火葬した後、遺骨を引き取らずに火葬場で処分をしてもらう方法です。
お墓はいらないと考える人が増えこのような方法を希望する方も増えています。
0葬を行える地域は限られており、とりわけ「全骨引き取り」が通例となっている関東地域では0葬が難しいことも少なくありません。

 

●永代管理

 

お墓をそのまま残しつつ本人がお亡くなりになった後もずっとそのお墓のあるお寺などが管理をしてくれることです。
実施しているところと実施していないところがあります。
まとまったお金(150万-200万)を支払うことで利用できることが多いです。
身寄りがなく本人が亡くなった後に管理してくれる方がいないと、墓じまいの際に永代供養を選ぶ方が多いのが現状ですが、合同墓に他の遺骨と一緒になって埋葬されるのには抵抗があるという方もいます。また、せっかく夫婦一緒に入れると思ってお墓を建てたのだからそのお墓で眠りたいという希望も多いです。
お寺によっては永代管理を実施しているところがありますので、一度確認してみることをお勧めします。
生前の早い段階から永代管理を申し込んでおくと、それ以後の年間管理料も払わなくて済み、早めに申し込んでおくほど支払うお金が少なくなることがあるので、その点も確認してみましょう。